phaの日記

パーティーは終わった

『TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究』 ハイラム・W. スミス (著), 黄木 信 (翻訳), ジェームス スキナー (翻訳) ISBN:4906638058 id:shimになんか仕事とかバリバリやる気になる本を貸してくれ、と言ったら、これを貸してくれた。Amazonのレビュー(上…

座禅をしてみた。落ち着く。 背筋の伸びた自分 適度な全身の筋肉の緊張感 自分の肉体を感じる。安定したポーズ ピラミッド型 落ち着く 自分が精神的存在であるとともに、ただの物質でもあることを意識させられる。いつもは前者ばかり意識して後者を見落とし…

夏目漱石

かなり昔の記事についての応答。 奥泉光『「吾輩は猫である」殺人事件』の一番の見所は、偏執狂的に完璧な漱石の「猫」の文体模写であるので、本家を読んでいないと(あと本家を好きな人でないと)あんまり楽しくないと思う。>id:smoking186 夏目漱石は作品…

最近読んだ本の題名くらいは記しておこう。 【小説以外】 東浩紀『動物化するポストモダン』 東浩紀・笠井潔『動物化する世界の中で』 小杉礼子『フリーターという生き方』 斎藤環『社会的ひきこもり』 笠原嘉『軽症うつ病』 【小説】 澁澤龍彦「護法」(『…

読了

笙野頼子『レストレス・ドリーム』

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石田恭嗣 『配色アイデア見本帳 MdN design basics』 ISBN:4844356399 明度、彩度、色相といった色彩の基本的な知識からはじまり、色の組み合わせのパターンがいろいろ載っていて、見てて楽しく実用的な良い本です。それぞれの色にRGBおよびCMYKの数値が付い…

購入

笠原嘉『軽症うつ病』(講談社) 『季刊 短歌ヴァーサス』(風媒社)

穂村弘『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』 短歌を読み(詠み)はじめて二年ほどになるが、最初に読んでいた穂村弘を一周回ってまた読んだりしている。あの虚無っぷりはすごい。 ラケットで蝶を打ったの、手応えがぜんぜんなくて、めまいがしたわ 穂村…

赤江瀑「葡萄果の藍暴き昼」連城三紀彦「戻り川心中」 ともに齋藤慎爾編『短歌殺人事件』収録の短編ミステリ。赤江瀑の作品は初めて読んだが面白くなかった。「戻り川心中」は再読。連城三紀彦はやはり良い。文体も構造も巧み。トリックの裏には情念があるべ…

自分の会話を録音して活字に起こしたものを読んだのだが、ひどかった。俺、話が下手だ。何を言っているか判らない。説明能力なさすぎ。 他にもレポートを書いたり面接の練習をしたりするたびにそのことを痛感し、これじゃやばいと思い、id:shimに本を借りに…

小池桂一『ヘヴンズドア』(Beam Comix)齋藤愼爾 編『短歌殺人事件 』(光文社文庫) Amazon.co.jpで注文。『ヘヴンズドア』は前々から買おうと思っていたもの。『短歌殺人事件』は黒瀬珂瀾氏の日記 2003-4/21で知った。短歌もミステリも好きなので買い。「…

読書

J.D.サリンジャー「笑い男」(新潮文庫『ナイン・ストーリーズ』収録)

泡坂妻夫『しあわせの書 迷探偵ヨギ・ガンジーの心霊術』 んー、凝ってる。凄い凄い、無駄に凝ってる。こういう凝り方は大好きだ。 事件・物語を成立させるメイントリックとはまた別に独立した謎を初頭で提示して興味を引っ張っておくテク。一粒で二度美味し…

買った本、頼んでいた本、持って行った本

川上弘美『神様』 小池桂一『G』 フィリップ・K・ディック『暗闇のスキャナー』 笙野頼子『レストレス・ドリーム』 岡嶋二人『記録された殺人』 旅となるといつも本を持っていきすぎて、結局全部読めない。全部読めないだろうことがわかっていながら、いろ…

穂村弘・文 寺田克也・絵「車掌」(ヒヨコ舎)という本が4月25日に出るらしい。変な組み合わせ。寺田克也って名前は知ってるけど全く読んだことないなあ。 ここでちょっと立ち読みできる。ちょっといいかもしれない。

旅行中に電車の中の暇潰し用に、城崎の書店などで買った本のメモ。 シュニッツラー, A. 著/池田 香代子 訳 『夢奇譚』ISBN:416752757X サリンジャー,J.D. 著/野崎 孝 訳『ナイン・ストーリーズ』ISBN:4102057013

西洋文学この百冊 ごめんなさい。四冊しか読んでないです。 ニーチェ『悲劇の誕生』 カミュ『異邦人』 イプセン『人形の家』 コクトー『恐るべき子供たち』 不幸な子供 エドワード・ゴーリーの一頁。ファンサイトはこちら。古本屋用語と私のものさし 古本屋…