phaの日記

パーティーは終わった

短歌

中島裕介第二歌集「oval/untitleds」の栞文を書きました

歌集 oval/untitleds作者: 中島裕介出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2013/03/23メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る大学の短歌サークル時代の友人の中島裕介くん(id:theart)が歌集を出すということで栞文を書かせてい…

カネの回らないコンテンツは衰退するのか(短歌を例に)

最近、「ネットでみんな無料でコンテンツを発表するようになってタダでいくらでもコンテンツが楽しめるので、ライターとかミュージシャンとかが食えなくなってしまって文化衰退の危機にある」なんて話をときどき聞くけれど、僕はその話を聞くたびに短歌のこ…

短歌日記

ミニチュアの青くて硬い富士山が胸に詰まっている心持ち 自分だけは特別だとか思ってる男二人が焼き鳥を食う

短歌日記

ジャパニーズ・フード・レセプションに立ち並ぶメニー・メニー・チョップスティックス

短歌日記題詠マラソン2004 : 001-010

題詠マラソンとは与えられた100個の題について10ヶ月かけて100個の短歌を作るイベントです。 001:空 ひらべったい空とベッドに挟まれたままで平らな夢を見ている 002:安心 安心したのもつかのま風が吹いて敵も味方も分からなくなる 003:運 今日た…

短歌日記

南天に傾く月の数学を解けば放たれてゆく子供達

短歌日記

安心したのもつかのま風が吹いて敵も味方も分からなくなる

短歌日記

ひとしきり泣き終わったお前は次に「飲むヨーグルトが飲みたい」と言う

短歌日記

怖いから24時間営業のスーパーに行って食べものを買う

短歌日記

ネクタイをすぐにゆるめる三郎は花の名前をだいぶ覚えた

短歌日記

「この辺りは何が一番旨いの」と話しかけてきた人にソバット

短歌日記:題詠マラソン

題詠マラソン2004が始まるみたいね。10ヶ月で与えられた題100について歌を詠むというハードワーク。短歌日記とかで短歌詠んでる人はいかがでしょうか。俺も参加しようかな。

短歌日記

父さんと母さんとぼくと妹の眼鏡を曇らすチャンタラーメン

短歌日記

雪のことを考えながら彼のことを考えながら教科書を読む

短歌日記

昼間っから手首を締めるこの輪ゴムはいったい何の合図なんだか

短歌日記

「3番のまつ毛の長いゲイボーイが脚を組みかえたらぶっぱなせ」

短歌日記

ようやくに泣きやんだかと思ったら「明るすぎる」と文句を言った

『求愛瞳孔反射』を読んだ勢いで穂村弘の『シンジケート』(ISBN:4806010855)を読み返した。 この本を読むと自分でも短歌を作りたくなる。というか、作れるような気がしてくる。ここ数ヶ月短歌からは離れていたのだけど、またちょっと作ってみたくなった(…

短歌日記

「回転をもう少し速くしてください」(うつくしいものを見せてください)

短歌日記

切手から生まれた切手左衛門に塗りたくられた甘い水のり

短歌日記

キスをした瞬間どこか別の場所であくびの中に吸いこまれる蚊

短歌日記

階段で立ちどまってはいけないという法律がドイツにあった

石川啄木をキーワード化。

短歌日記

やみくもにかきまわしたら手の中であたたかいのは魚の卵

短歌日記:啄木

またちょっと短歌でも読んでみようかと思い、ブックオフで百円で石川啄木『一握の砂・悲しき玩具』(新潮文庫)を買った。こういうときにブックオフはとても便利だ。これくらいに有名な本なら二軒も回ればすぐに百円で見つかる。 この本、昔持ってたのだけど…

短歌日記

本能寺で燃やしたはずの信長の硬きペニスのめぐりめぐりて 穂村弘 ひさしぶりに短歌を読んでみようかと短歌ヴァーサスの2号を買ってみたのだが頭が短歌に慣れてなくて穂村弘のくらいしかうまく読めなかった。面白くないのに無理して読むものじゃないしこれ…

短歌日記

短歌ヴァーサスの第2号が出てるのですね(→もくじ from ちゃばしら)。買おうかな。最近は短歌から離れているけれども、読んだらまた興味が出てくるかもしれないな。

短歌日記

歌人の黒瀬珂瀾さんがはてなダイアリーに移ってこられたようです。楽しみ。 黒瀬珂瀾 | しづかに羽をこぼす毎日

短歌日記

第16回O-net短歌コンテスト 第六回 万葉の里 短歌募集 あなたを想う恋のうた 現在作品を募集中で、ネットから応募できて、そこそこの賞金(商品)がある短歌コンテスト二つ。応募するかもしないかも。こういう賞に選ばれるような健全な短歌は苦手なのですが…

こらぼ

山羊の木 短歌と写真のコラボレーションのサイト。短歌は石川美南さん、写真は藤本百恵さん。短歌も写真も両方ともいい線行ってると思う。こういうのやってみたいなあ。