phaの日記

パーティーは終わった

リアルダウナー喫茶をつくる



 リアルダウナー喫茶をやりたいとか最近俺は言っていたわけだが、俺はどういう理由でそう言ってたかというと

  • それは「飲食店を経営したい」というわけではなく
  • 「勤め人が嫌だから独立開業したい」というわけでもなく

何が欲しいかというと「仲間とたまり場とイベントスペースが欲しい」ということになるのです。
(正確には現在その役割を果たしている社長室のような空間を社長室解体後も持ち続けていたいということ)
 それぞれの要素についての解説。

  1. 仲間はいっしょに遊ぶ相手。いないとさみしい。さらに、指向が似ている仲間がいると共同作業をしたり、おしゃべりのなかでアイデアを膨らませたりできる。
  2. たまり場は仲間が集まる場所で、仲間の求心力となる場所。それは物理的なスペースという話でもあるし、何かいっしょにすることを持つという共同作業の話でもある。(そういう「場」がないと仲間って疎遠になりがちだからさ。だから何の活動をするわけでもないのに「場」っぽく見せるためにダウナー「部」とか言ってたりするんだ。)
  3. イベントスペースは俺がいろいろ思いついたことを形にする場所であり(って言ってもたいしたことではなく「古本を売ってるカフェがあったらいいのに」とか「口琴のワークショップをしたい」とか「ダウナーオフ会をしたい」とかいうくらいのこと)たまり場よりも外に開かれていて外部の人間とつながることができる場所。仲間になれるかもしれない人と出会えるかもしれない場所。


 俺が欲しいのは上の3つなので
「美味しい珈琲を提供したい」とかいう思いは(あまり)ない(でも、仲間内にそういうことをしたい人がいればやればいいと思う)。別に「喫茶店で食っていきたい」とも(あまり)思ってないから、共同経営しようとか言っている。
(共同経営だと食えないだろう。独りで朝から晩まで働きづめなら喫茶店で食っていけるかもしれないけど4人か5人が共同経営したとしてそいつらが全員喫茶店のあがりだけで食っていけるほど儲かるものではない)
 だから、他でバイトしながら喫茶店を共同経営するとかでいいのよ、俺はね。バイトしながら演劇やってる人みたいにさ。


 経営に興味があってもっと収益を上げて儲けたい、っていう人がいればそっち方面はその人に任せるし、それで喫茶店で食えるようになるなら申し分ないし。飲み物とか料理とかを考えたり作ったりするのが好きだという人がいれば、それはその人に任せるし。俺は、いろんな企画とかを考えたり、仲間が集まる場所を作るという仕事ができればそれでよいし。俺はそういうのに向いてると思うし。
 というよりも、俺は喫茶店の「経営」としての側面とか「飲食サービスを行う」というような側面にはあんまり興味がないので、そのへん請け負ってくれる人がいないと俺一人ではそっち方面に手が回らないから実際開業とか無理な気がする。だから人を誘ったりしているのだが。


 要するに俺の個人的な動機の核は「さみしさにとらわれたくない」ということと「思いつきをのばしていきたい」ということなのですね。


 という風に書き出して思ってることをはっきりさせてしまうと、別にダウナー喫茶じゃなくてもよい気がしてきた。喫茶店は魅力的だけど、経営しんどいんじゃないの?という思いもあるのだよな。わかんないけど。まあ、みんなが夢中になって暮らしていけたら別に何でもいいのだ。