phaの日記

パーティーは終わった



 こういうことを考えるモチベーションとなっているのは、ごく自然にいきいきと何かを作ったりしながら暮らしている状態は幸せだと思うので、そういう状態になりたいなあ、です。
 あともう一つ、ときどき自分に不意にやってくる「これ」は何なのかが気になる、というのもあります。


rucci
こんにちはー。
わたし、学生のときそういう分野の専攻だったはずなのですが、あんまりダイレクトにそういうこと扱ってる本がどれなのかよくわからなかったです(もっとちゃんと勉強していれば当然わかったのかもしれないけど)。はてなで質問してみましょうかねえ。
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pha
どうもー。あまりにも基本的で根本的すぎて「そんなん説明することじゃないでしょ?」というようなことなのかな。山にこもって考えたりしてみたい。
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h
「何かオリジナルなものをつくりたい」(作家願望)ってのもあるけど、「このモヤモヤを吐き出さずにはいられない(形にせずにはいられない)」(誰かに愚痴ったりブログ書いたりするのは主にこれだろうな)ってのもあるよね。たぶんこの両方があるときには、かなりの創作エネルギーが生まれたり持続したりする気がする。
「もやもや」を言葉で表現できる(表現できたと満足できる)人は、随筆とか詩とかになるんだろうけど、言葉では表現できない人は、絵とか音楽とかになる気がするね。
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通りすがる人
土家『ロボットと猫とモーツァルト』でそのへんのこと
をうまく説明してますよ。
芸術において「優れた」/「凡庸」という区別の基準ってなに?
とかの疑問を持ってたらご一読を。
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pha
>hくん うーん、極論を言うと「生きることは作ることで、うまく作れないというのはうまく生きれてないからだ」みたいなことを俺は考えています。なんか自分たちの生活はそういったものから疎外されてるのではないか、というような気がしたり。俺は言葉が自然に出てくるなー。
1112271011

pha
>通りすがる人さん どうもありがとう。ちょっと興味を持ったので機会があったら読んでみますー。
1112271043

h
>自分たちの生活はそういったものから疎外されてるのではないか
それ、すごいよくわかるよ。料理とか服作りとか家具作り、家作り、音楽づくり、楽器演奏、道具作り、その他たくさん。それだから、「ブログ」という言語表現の登場にぼくは救われています(笑)。ことばを操るのはなかなか上手くはなれないけど、でも、経験や感情をことばにして理解者に伝えることは、とても「生の救い」になる。
「生きることは作ること」っていう視点は、マトゥラーナ&ヴァレラの『オートポイエーシス』(と『知恵の樹』)を髣髴とさせるね。