phaの日記

パーティーは終わった

美と恋と神と知



 最近ようやくそれが自分とは関係ないよくわかんないこむずかしい知識遊びではないのだなあということに気づいて(遅い)哲学に興味を持ちはじめたのだけど、で、なんかそういうのを読んでみよう何がいいの?とブックファーストプラトンの『パイドロス (岩波文庫)』を買ってみたら面白かった。二千年前の人が言ってることが今でも面白いんだな、ということも不覚に今まで知らなかった。なんかこの、美と恋と神と知が、同じような感じで素晴らしいものとなっている世界、よいですね。
 現代の日本ではその四つは全部関係ないものとなっているけれど*1、古代ギリシャにおいては*2それらが全部つながっているみたいだ。

*1:神とかいうとバカにされて、知はただのオタクで、美は趣味の問題に過ぎなくて、恋はみんなしているみたいだけど

*2:なのか、プラトンにおいては、なのか、ソクラテスにおいては、なのかよくわからないけど