phaの日記

パーティーは終わった

Wiser than Brains



 この日は職場のもう一人の人がお休みで、総勢二人のオフィスなのでその日そこにいるのは僕だけで、こういうときは歌を歌えるのがいいことだよね、と日曜にカラオケで歌ったはっぴいえんどなどを仕事だるいだるいだるいと思いながら「そららるうぇー、いろろるうぉー」とか口ずさみながら仕事してた。仕事の部屋は一年を通して気温が低いあなぐらのような部屋なので、五月の半ばだというのに暖房をつけたりしてたがそれは別に珍しいことではなかったりしたのだが、そんな感じで適当に午前中の仕事を終えて昼ごはんを食べて、昼休みが終わってまただるいだるいだるいだるいとか思いながら歌を口ずさんでたら、それは午前中と同じはっぴいえんどの「空いろのくれよん」だったんだけど、途中でハッと気づいたのは、次の歌詞が「僕はきっと風邪を引いてるんです」だったからなんだけど、そういや俺風邪かもしれん、だるいのはいつもだけどこのだるさはちょっと違うし、この寒気もいつもと違うたちの悪い寒さだし、なんかおなかの具合もちょっと悪い気がするって一旦それに気づいてしまうとそれからどんどんしんどくなってきて、何とか仕事を終わらせて家に帰って10時間くらい寝たらまあ、次の日はだいぶよくなってていつもどおりに仕事に行けたのでよかったのだけど。これを書いてる水曜日にはもうほとんど治ってます。
 俺は自覚してなかったけど俺の無意識は風邪に気づいてて、それを俺に教えるために「空いろのくれよん」を口ずさんでたのかなあ、と思った。えらいなあ無意識。そのとき口ずさんでる歌には何か無意識が反映してるのかな。「鼻唄占い」とかできたりして。