phaの日記

パーティーは終わった

ニート的人生設計



僕は大学時代は学校にも行かずぐだぐだ遊んでいて留年したり、それから何年間か働いてみたり、外国に住んでみたり、そしてまた仕事をやめてふらふらしてみたりしてきて、そういう繰り返しの中でなんとなく自分の目指すべきことや保っておきたい状態がはっきりしてきた。
朝は好きな時間に起きて、仕事などで電車に乗ったりどこかのビルディングとかの一室に通ったりする必要はあまり無く(電車やビルや人ごみは僕を消耗させる)、仕事をするとしても週3日くらいで、そのとき自分のやりたいことに没頭できる環境があり(今ならプログラミングとか読書)、作業に飽きたら2時間ほど散歩したり本屋に行ったりして、午後には1時間くらい昼寝をしたりもし、それで周りには喋ったり遊んだりして面白い友達がいて、かつ独りでいる時間と空間もちゃんと確保できて、週に一度か二度友達と遊び、美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んだりして、月に一度は小さな旅行をして、引っ越し好きなので一年に一回か二回は引っ越しをして、年に一度は外国に遊びにいったりする、というようなリズムで暮らしていけたら自分は幸せなんだなあと焦点が絞れてきた。まあ今のニート生活をずっと続けて行ければいいという話なんだけど。
こんな感じを保っていきたい。そういう話をすると、「そんな甘い話はない」「世の中をなめすぎ」というような反応をされたりすることが多いけれど、僕はわりと可能なんじゃないだろうかと思っている。
自分の持てる全能力、全てのリソースを、働かずにふらふらしていくことに費やせば、そしてインターネットという場所・ツールを最大限に活用しまくれば、なんとかなるんじゃないかって思ってる。それは7月に仕事を辞める前から思っていたし、仕事を辞めてから5ヶ月くらい経ったけれどますます確信している。このへんのネットに関する話では、僕は梅田望夫並みに楽観論者です。ウェブ最高。インターネットはうまくつかいこなせば単に情報だけでなく、仕事もお金も娯楽も暇潰しも友達もコミュニケーションもネットワークも、すべてを与えてくれ得るものだと思っています。なんかそのへんは妙に強く確信している。
ニートという言葉がでてきたのは最近の話だけど、別に最近の社会状況に関係なく、僕はいつの時代に生まれても組織とか社会とかに不適応でふらふらしているタイプの人間だと思う。でも、そんなふらふらしている人間がこれだけ自由にのびのび生きられるのはネットがある今の時代のおかげだと思ってる。ネットを最大限に活用して、立派なニートを目指そうと思います。ご声援ありがとうございます。