phaの日記

パーティーは終わった

面白かった本2007



を見てたら面白かったので僕も今年自分が読んで面白かった本を挙げてみます。といっても2007年の前半は何読んでたかあまり覚えてないのでここ数ヶ月に読んだ奴が多いんだけど、今思い出して印象に残っている奴をとりあえず。特に今年出た本ではなくて僕が今年読んで面白かった本です。本の感想を書くのは苦手なので適当なコメントだけ。

新本格魔法少女りすか3 (講談社ノベルス)

新本格魔法少女りすか3 (講談社ノベルス)

りすか面白いよりすか。早く続きでないかな。
「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)

「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)

橋本治は好きでかなりの冊数を読んでるんだけど、半年に一回くらいまた読みたくなって、読むたびに襟を正させられるような気分になる、そんな人だ。この本もとてもいい仕事。これをきっかけに今年は結構三を読んだ。
午後の曳航 (新潮文庫)

午後の曳航 (新潮文庫)

バンコク紀伊国屋で買って読んだ。少年がを殺すいい話。
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

アリョーシャかわいいよアリョーシャ
順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

オートヴァースかわいいよオートヴァース
新装版 物理のABC―光学から特殊相対論まで (ブルーバックス)

新装版 物理のABC―光学から特殊相対論まで (ブルーバックス)

熱とか光とか電磁波とか量子とかがすごくわかりやすく説明されててすっごく面白い。
無限の果てに何があるか―現代数学への招待 (知恵の森文庫)

無限の果てに何があるか―現代数学への招待 (知恵の森文庫)

数学面白い。→数学について - phaのニート日記
野宿大全―究極のアウトドアへの招待

野宿大全―究極のアウトドアへの招待

放浪生活の参考にしました(野宿はしなかったけど、持ち物とかの参考になった)。
らも―中島らもとの三十五年

らも―中島らもとの三十五年

すごく面白かった。中島らもは昔からすごく好きなんだけど、これを読んで奥さんもすごい面白い人だったんだなーって思った。あと奥さんの若い頃の写真が可愛くてらもがうらやましかった
たかがバロウズ本。

たかがバロウズ本。

すごく面白かった。自分用読書メモ→ウィリアム・S・バロウズ - pha!
天才の精神病理―科学的創造の秘密 (岩波現代文庫)

天才の精神病理―科学的創造の秘密 (岩波現代文庫)

すごく面白かった。科学者の業績とその背後にある気質の偏りの関連について論じた本。いきなり世界全てを説明し尽くすような理論を目指すタイプ(分裂病圏)(ニュートン、アインシュタインヴィトゲンシュタインなど)と事実を元にして周りとの関連性に配慮しながら帰納的にコツコツと理論を組み立てて行くタイプ(躁鬱病圏)(ダーウィン、ボーアなど)とかの違いについて。自分は別に天才ではないけど、このタイプ分けでいうと分裂病圏だなあと思った。