phaの日記

パーティーは終わった

時間の限定と黒魔術



4月1日はエイプリルフールだったわけですが、4月1日になったばかりの午前0時半ごろにこんな会話をTwitterでしていた。

yskszk
@pha さんを除いて、はやくもエイプリルフール・ジョークが廃れている。まだたったの30分しか経過していないのに!
pha
@yskszk ネットでの時間の流れ方だと、イベントの期間が1日ってすごい長いですよね。1時間とか数時間でちょうどいい感じ。
pha
ちょうど最近「1日で一定の数時間だけしかアクセスできないサイト」とか面白いんじゃないだろうかと思ってた
studio15
@pha 雨の日だけしか書けない掲示板とか、日曜日の午後7時以降からしか書けない掲示板

id:yskszk, id:studio15の発言を引用させてもらいました)


例えば「サイバー丑の刻参り(丑の刻だけアクセスできる)」とか考えたりしていた。一日一本、任意の人の名前をつけた藁人形に釘を打てるの。FLASHか何かで。

インターネットというのは実在の店舗と違って24時間どこからでもアクセスできるから便利なんだけど、今くらいにネット環境が充実してきた状態では、かえってアクセスが限定されているほうが面白いんじゃないかっていう感じ。時間とか場所とかが限定されているほうが盛り上がるっていうのはあると思う。

「サイバー丑の刻参り」はちょっと面白そうって思ったんだけど、そんなネガティブなもの作ったら自分が精神的にダメージを受けそうだし、いろいろややこしいことに巻き込まれそうだと思ったので作らないと思う。

ただ、ネガティブだからこそ暗く盛り上がるというのはあるんだろうけど。法律では呪術は制限できない。インターネットに「○○殺す」と書いたら逮捕されるけれど、「インターネット上でバーチャルに○○の名前を書いた藁人形に釘を打つ」だとなかなか逮捕とかしにくいんじゃないかと思う(多分)。

ネットで誰が言ってたのか忘れたけど「botを作って何か仕事をさせるのは昔で言えば式神を使うようなものだよね」とか言ってた。「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」という言葉もあったりする。だとすると、インターネット上にはメールだとかブログだとか便利なものがあるけれどそういったものをホワイト・マジックだとしたら、人を呪ったりするブラック・マジック的なものも、人間の心に黒い部分がある限り需要があって存在していくんだろうな。ウィルスの作者なんかはかなり高位の黒魔術師だと思う。別に僕自身は黒魔術師になりたいわけじゃないですが。僕はなるなら頭のおかしい魔法使いとかになりたいですね。