phaの日記

パーティーは終わった

世界のほころびをふさぐ



僕はギークハウスとかもくもく会なんていう集まりを作ったり、いろんなウェブサービスを作っては公開したりしているけれど、そういう何かを作るときのモチベーションは大体「なんでこれがまだ世界にないの?」という苛立ちのようなものだ。

「こういうのがあったら便利に決まってるでしょ? なんでないの? サボってるんじゃないの?」って怒っていたりする。誰に対して怒ってるのか分からないけれど。

それで「仕方ないなあ、誰もやってないなら俺がやるか、めんどくさいなあ」と思いながら何かを作って公開したりする。

公開した後も、自分がいきなり死んだりしても、それが何らかの形で伝わって残っていくように、ということを第一に考えて運用している。自分はどうでもよくて、それが世界に残っていればいい。

自分の感覚としては、世界のあちこちに空いているほころびを見つけては、「あー、なんでこれ誰もふさいでないの、仕方ないなあ」と思いながら一つ一つふさいでいっている感じだ。

僕が何かをするときの動機はそれです。他の人がどういう動機で動いているのかは知らない。