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phaの日記

毎日寝て暮らしたい

マヘルの話



今日(7/2)の夜は高円寺で開かれる、工藤冬里さんというミュージシャンが主催するイベントに行く予定です。

高円寺ライブハウス ShowBoat:PICK UP 2012/07
tori kudo's meltdown
7/2 18時半開場 19時開演


Reiko.A
原田淳子
福田真也+久保田健司
小川直人+橋本うさこ
BRU+ARCfrom,日系兄弟,B.C.C.
羽根田亜紀
+工藤冬里
その他声の出演多数

工藤冬里さんと彼のやっているマヘル・シャラル・ハシュ・バズ(Maher Shalal Hash Baz)というバンドの音楽がすごく僕は好きなんだけど、どんな音楽かというと、なんかだるそうというか、聴いてるとやる気がなくなりそうというか、ゆるくてもわっとしていて、音とかリズムとかがずれたり裏返っていたりして、でもそのずれの中から伝えられてくるメロディーや歌詞はとても美しく歪んでいるというか、なんかあんまり他に似たバンドがないので伝えにくいのですが、そんな感じです。

マヘルはメンバーは流動的?なのかいつも違う人が集まっていて、やたらと人数が多かったりして、ライブをやるときには「参加したい人は言ってください」とかフライヤーに書いてあったりして、楽器の素人に近い人が参加したりすることもあるような、そういう変なバンドです。

誰かがネットでマヘルを評して「記憶喪失の音楽家たちが集まって、もやのかかった記憶の中から精一杯音楽を思い出して演奏しているような音楽」などと言っていたのを昔読んだ。

動画をいくつか貼っておきます。最後のは工藤冬里さんがカラオケで「今夜はブギーバック」を歌っている動画だけど、歌詞がヤバいです。

興味を持った人はイベントに行ってみてもいいかもしれない。別に僕は運営者でも何でもないけど。多分そんなに人が集まらなさそうなのでゆっくり見れると思います。

イベントの内容や趣旨はdecablistyにいろいろ書いてあるけれど長いので読むのが大変だ。

ぼくは例によって、誤読と深読みによってとんでもない辺境に来てしまったようだ。数えたら19人の参加者とやりとりしている。映画のように声によって進んでいく原発事故後の物語を夢想してしまったのだ。最初は、これはぼくのmeltdownだというオチがついていた。だがこれはマヘルのmeltdownだという気がしてきた。全体が、マヘルの出ないマヘルなのだ。被害者はリアルなことは語れない。語れないということさえ語れない。そして語れないということさえ語れないということさえ語れないのか、それがテーマとして浮上してきた。

1 原発事故に関するリアルな声
2 ホームレスや避難民としての生活者のリアルな声 
3 外人居留者のリアルな声 
4 DV、モラハラ被害者その他の人前で話しにくい人々の言葉
5 それと同一平面上に立とうとする音 
6 それぞれのセクションと観客とのインタラクティブな領域  
参加する人は、このうちのどれかについて自分にできることはないか、ということを考え, だれかの声を連れてこなくてはならない。

僕もよく分かんないけど、いろんなバンドの演奏が半分、原発関係?のいろんな人の話を聴いたりするのが半分くらいという感じだろうか。また、7/7に渋谷o-nestではマヘルのライブがあるようです。

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