phaの日記

パーティーは終わった

火は良い



熊野に行った帰りに福井の知人を訪問した。福井は雪国だった。福井では冬に水ようかんを食べるらしく、食べた。美味しかった。大きくて平べったいのを自分で切り分ける感じ。

食べ物が美味しかったな。なんか、米とか酒とか蕎麦とか味噌とか豆腐とか、その土地でできる美味しいものだけで一通りいろいろ完結している感じがした。それって新潟に行ったときも同じようなことを思ったんだけど、雪国ってそんな感じなんだろうか。

あと、茅葺きの家で囲炉裏にあたらせてもらったりした。囲炉裏、あったかいんだけど、家の中で焚き火をしているようなものなのでちょっと煙かった。でもこの煙を利用して柿をいぶしたり竹をいぶしたりしていろいろ作れるらしい。

火は良い。ひたすら何十時間も火が燃えているところを放送するだけって番組があってすごく人気だったそうだけれど、火を眺めているとなんか落ち着く。田舎のいいところは焚き火をしやすいところだ。都会だと好きに火を燃やせる場所が存在しない。焚き火は楽しいし、焚き火で燃えるゴミを全部燃やしてしまうとゴミの量がすごく減ってすごくすっきりする。もっと日常的に火を燃やしたい。