phaの日記

パーティーは終わった

短歌

短歌日記

現在短歌を募集しているイベントメモ。全部メールで応募できます。 //www.nhk.or.jp/radiodir/k/t/">眠れない夜はケータイ短歌:NHKの番組の企画。枡野浩一が番組でコメントしてくれるようです。 //www.seibu.co.jp/c_college/topics/index.html">第2回七夕恋…

短歌日記

短歌WAVEの第四号が出たらしいが、電脳日記・夢みる頃を過ぎてもや竹の子日記などに書いてあった感想を見ると非常に評判が悪い。買わなくていいかな。 若者向けの短歌雑誌として最近創刊されたものに、短歌WAVEと短歌ヴァーサスという二つがあるのだ…

短歌日記

けふぼくはたぶん谷川俊太郎なぜかことばがげんきなんだよ 荻原裕幸 どうあがいても谷川俊太郎のようなエネルギーのありかたから疎外されている人間しかこんな歌を作らないだろうし、この歌に共感するのもそんな人間だけだろう。もちろん自分もそうだ。

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紫のオトギリソウを煎じている時だけ心が穏やかなこと

短歌日記

勉強を毎日欠かさずする人は専門的な夢を見るでしょう

短歌日記

「電磁波は体を通り抜ける」とか考えていれば夜は短い

第3回ネット短歌コンクール 互選結果発表 上位10作 マロングラッセとVISUAL TRAINER 水戸黄門というソフトをもらえるみたい。

焦燥に殺されそうな雨の日はロヒプノールでくらくらになれ

短歌日記

第3回 ネット短歌コンクールっていうやつで、いま投稿作品の投稿者による互選が行われているのだけど、僕の作った くちびるがすっごくかっこよかったからわすれなぐさってもいちどいって という歌がけっこう健闘しているようだ。わかりやすくて口になじみや…

短歌日記連作:サーバー

サーバーが見つかりませんサーバーが 空はこんなに晴れているのに「サーバーが見つからない」と言う君の斜めうしろでごはんを食べる「サーバーが見つからない」と言う君のうしろ姿を見ながら眠るサーバーを探しに行こう 空を飛ぶ黄色いプロトコルにまたがっ…

短歌日記

サーバーが見つかりませんサーバーが 空はこんなに晴れているのに

短歌日記

シンポジウムの印象 枡野浩一が設置している、六月七日に開かれた短歌のシンポジウムに関する掲示板。そのシンポジウムでは枡野浩一と穂村弘の対談などが行われたそうだ。 この掲示板で話されている短歌論議がとても勉強になった。枡野浩一の意見はその作風…

短歌日記

第3回 ネット短歌コンクール テーマは「愛」。 短歌はよく作るけれど、素直な相聞歌(ラブソング)はあまり作らない。鬱屈した内容のものが多く、恋愛や異性を対象にした歌でもひねくれたのが多い。そんな中から比較的素直なのを応募してみた。66番と67番。 …

短歌日記

よっぽどのまぬけやろうもここへきてチェックメイトとあいなりました

短歌日記

たばこ屋の角を曲がって少し行くとファミリーマートが突然にある

一般に犬はワンワン叫ぶから普通名詞でワンちゃんと呼ぶ 奥村晃作 ごく日常的なものが異様で奇妙で新鮮(strange)に見えるという体験は、ある一つの文字をたくさん並べてみるとわかりやすい。 例えば、みみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみ…

『季刊 短歌ヴァーサス 創刊号』(風媒社)ISBN:4833153203を読んだ。 責任編集は荻原裕幸。特集記事は「枡野浩一短歌ワールド」と「歌葉新人賞・発表」。若手の歌人による短歌作品、短歌エッセイに、現代詩・俳句・川柳などの隣接ジャンルに目を向けたコラ…

短歌日記

マタドールになりたがってたKくんは本当にマタドールになったカメラマンになりたがってたOさんも本当にカメラマンになった

就職はしないでほしい 彼らとう複合体を愛しいたりき 永田紅

短歌日記

その汚れは買ったときからあったのかそれとも君が汚したものか

短歌日記

全自動で折り畳まれた恋人の上に乗っかったままで日曜

うつし世は耳鳴りなりとジャンプせり父・我・阿修羅みなジャンプせり 渡辺松男

大空ゆ哭きたくなりて降る幹がつぎつぎ着地して杉林 渡辺松男

短歌日記

キスをするために外した縁無しの俺の視力が猫を見ている

短歌日記

巻き舌が震える午前 風が少し強くなった午後、自転車を買う

短歌日記

みんなはもう知っているのと言われたからポリゴンにしか見えなくなった

短歌日記

天上から舞い落ちてきた絵葉書を右脳左脳のあいだに挟む

短歌日記

もっともっと催眠術がうまかったら殴らなくてもよかったのにね

穂村弘『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』 短歌を読み(詠み)はじめて二年ほどになるが、最初に読んでいた穂村弘を一周回ってまた読んだりしている。あの虚無っぷりはすごい。 ラケットで蝶を打ったの、手応えがぜんぜんなくて、めまいがしたわ 穂村…

あの夏の数かぎりなきそしてまたたつたひとつの表情をせよ 小野茂樹