phaの日記

パーティーは終わった



 で、今回のもめごとの発端については、上に書いた、「相手をバカにしてたりするのに無自覚」というのとはまた別の要因が大きいんだね。揉め事の後のあなたの応答には上に書いたことがあてはまると思うのだけど。


 「弱い」云々の話だけど(「弱い」という価値判断的な言葉を使うところにもあなたの感情が見えるけれど)、これは問題の一面しか見ていない。あなたのコミュニケーションの問題は2つあるのです(今回も、前回も)。
 1.相手を傷つけるということ
 2.コミュニケーションにおいて相手の感情に反応するということをしない(「空気を読め」とか言われてる問題ね)
 「弱い」云々は1に関することだけれど、実は2も同じくらい重要な問題なのです。
 で、今回は1も若干関係してるけど、どっちかと言うと2よりの問題なのね。1で相手を傷つけたというよりは、悪ノリして2を行ったために相手の気分を害してしまったという感じ。それをあなたは1についてのことしか書いていないので、気づいてないのかな、と思った。
 1の問題が相手に引き起こす反応は「怒る」や「傷つく」だ。そして2の問題が引き起こす反応は相手が「自分の感情を無視されて苛立つ」や「うっとうしく思う」ということだ。
 2の問題も最初に述べた「人の感情がよくわからない」という問題の派生なんだけどね。あなたにはピンと来ないかも知れないけれど、多くの人は感情のキャッチボールをするためにコミュニケーションをしているのだ。あなたが「雰囲気を読め」とか「空気読め」とか言われてしまうのは、相手は自分の感情に対して反応してほしいのに、あなたはコミュニケーションをする際に相手の感情に反応するということをほとんどしないからだよ。だからあなたの発言は「見当はずれ」で「何が言いたいかわからない」もので「何でこの流れでそういう発言をする必要があるんだ?」というものになり、相手は苛立つんだ。
 あなたにはコミュニケーションで感情のやりとりをするという発想がないので、指摘されても1の問題の存在がそもそもよくわからなくて、それを「インターネットという場所にこういったことを書き込む是非」という問題として認識したりするけれど、問題は「相手の感情を無視したコミュニケーションをすることの是非」なのだよ。そこがネットかどうかなんて誰も問題にしていない。


 お互いに、コミュニケーションに求めているもの、コミュニケーションに使っているルールが違うという不幸があるのだね。