幻冬舎plusで約一年連載した「移動時間が好きだ」がこのたび最終回を迎えました。
最終回、かなりよい感じに書けたのでよかったら最終回だけでも読んでください。
青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ

青春18きっぷで長い時間をかけてゆっくりだらだらと移動する旅が好きだ。
大人になってショックを受けたのは「18きっぷで旅行した」という話をすると、「何それ?」と言われたり、「いい年してそんなの使うのは違反でしょ」とか言われたりしたことだ。僕は学生の頃から格安旅行に必須の手段として常用していたし(関西に住んでいたので東京に来るときは大体18きっぷか夜行バスを使っていた)、自分の知り合いもみんな普通に使っていたので、一般常識なものだとばかり思っていた……。
続きを読む一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ

一人でビジネスホテルに泊まるのが好きで、ときどき用もないのに泊まりたくなる。1泊4000円くらいの一番安いやつだ。なんとなく毎日の生活に飽きてきたときとかに、ネットの旅行サイトでとにかく安いビジネスホテルを検索して、「1泊4000円プラス交通費を出せば、行ったことのない街でぶらっと散歩したり適当に飯屋でごはんを食べたりしてからいつもと違う部屋の清潔なベッドでゆっくり眠って朝を迎えられるのか……」と想像するだけで、なんか解放感を感じる。
続きを読む東京→和歌山バイク旅500km (1)
「"事故"る奴は…"不運"(ハードラック)と"踊"(ダンス)っちまったんだよ…」というのは暴走族マンガ「特攻の拓」の名台詞だけど、バイクを運転をするようになって本当にそうだなと思う。どんなに気をつけて運転をしていても時速60kmで走ってる目の前に突然子供が飛び出してきたら避けられない。それは運の問題でしかない。対向車線の車がキチガイでいきなりこっちの車線に突っ込んできたら絶対死ぬ。運転をするようになってもう一つ実感したのは意外とキチガイは世の中に少ないということだ。ちょっとハンドルを動かして対向車線に突っ込むだけで簡単に自分も相手も死んでしまうのに、意外とそういう事故は少ない。バイクを飛ばしているといつも、ここで僕が突然ハンドルから手を離して白目を剥いて手を叩きながら「あばばばば、ぷぴー」とか叫んだら自分は絶対死ぬなあ、ということを考えてしまうのだけど、他の人はあまりそういうことを考えないんだろうか。道路ではちょっと2秒くらい正気を失うだけで簡単に死ねるのに、人間の正気はわりと0.1秒も途切れることがない。人間の理性や知性というのは偉大なものだと思う。
・日刊スレッドガイド : バイク事故で下半身不随になってしまった。もう生きたくない。
でも大体こういうのは「わりと大丈夫じゃん」って油断した途端に事故るものなので、事故とか死とかに対する緊張感を忘れないように、出発する前にバイクで事故った話の体験談とかを読み込んだ。怖い。下半身不随になりたくない。よし。そんな風にびびってれば大丈夫だ。多分。
昼過ぎに目を覚まし、小伝馬町に向かう。
東京をしばらく離れて山にこもる前に最後に何をしておくべきか?と考えて、とりあえずがっつり系のラーメンを食べておくことではないかと思った。というかそれくらいしか思いつかなかった。噛みごたえのある太麺と味の濃いスープとシャキシャキしたもやしの組み合わせがたまらない。食べると満腹になりすぎて動くのがだるくなった。
(つづく)

疾風伝説 特攻の拓(27) <完> (ヤングマガジンコミックス)
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ラーメンウォーカームック ラーメンウォーカー東京23区2013 61804‐02 (ウォーカームック 299)
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東京から和歌山まで原付で行く
カネもないしやる気もないし、なんかどんな風に生活していこうか相変わらず定まらないんだけど、去年から何回か行ってる和歌山の熊野エリアにまた行ってみようと思う。人も物も情報も多いけどいろいろカネがかかる都会と、生活コストは低いけど人も物もまばらで空間や資源は余りまくってる田舎とを、なんかうまくシームレスに組み合わせて閉塞感のない感じで、自分が行ったり来たり、人を行ったり来たりさせたりしながら気軽に楽しく暮らせないかというのをずっと考えている。その試行錯誤をしに行ってみる。
向こうに行ったら移動手段があったほうがいいので、今回は原付(二種)に乗って行こうと思っている。前に新潟から東京まで来たときは(新潟→東京バイク旅400km - phaの日記)、約400kmの道のりで3日かかった。今回、東京から和歌山県新宮市までは600km弱くらいで、まあ前回は運転に慣れてなかったのと結構寒かったという条件の制約があったので、今回はあったかいし、600kmを3日くらいで行けるんじゃないだろうか。
地図でルートを見てるんだけど、考えてる点は
- 1号線をずっと行くとして、箱根が山っぽくて大変そう。これを一日目で越えられるか。一泊目は小田原・箱根・三島あたりかなあ。いや、三島とかもうちょい先くらいまで行っとかないとペース的にキツいか。
- 名古屋のほうを通って行ってもいいんだけど、渥美半島から伊勢湾フェリーに乗るというルートがあるな。このルートありなのかな。乗れたら気分が変わってよさそう。フェリー乗るならそのちょうど前か後くらいで二泊目かな。
- 途中の息抜き的な楽しみな場所って温泉入るくらいかな。箱根とかか。
という感じだ。無事に行けるかなあ。

だから僕は新しい出会いと情景を求めてバイクで旅に出るのだ (FRM books)
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5円で大分に行ってきた
ジェットスターのセールで5円で成田=大分の航空券が買えたので、別府に行ってきた。最近旅行の行き先が完全に「LCCのセールがあったらその場所に行く」という感じになってきているな。そのおかげであまり自分一人では思いつかないようなところに行けて楽しいんだけど。
別府ってどんなとこか全然知らなかったので温泉しかない小さな町かと思ってて、せいぜいでかくても熱海くらいなもんでしょー、と思ってたら、スタバとか無印が入ってる大きいデパートがあるくらいの規模の街でびびった。それくらいの街なのにそこら中で温泉が出まくってて、町中に公営の温泉がたくさんあって100円で入れるのが素晴らしい。温泉の種類も普通の以外にも青いお湯とか泥湯とか砂湯とか蒸し湯とかいろいろ湧いてるし、泊まった宿は自分で買ってきた肉とか野菜を温泉の蒸気で蒸して食べる方式(地獄蒸しというらしい)だったし、部屋に付いてた暖房も温泉を使ったものだったし、町のいろんなところから蒸気が上がっててスチームパンクっぽいし、まさに温泉都市って感じだった。すごい。
この上に肉や野菜を入れたざるを置いて蓋をして5分か10分くらい待てば食べられる。蒸気はかなり熱いのでやけど注意。
別府駅前で湧いてる手湯。
大分名物とり天のどんぶり。
GIFアニメはGifboomというiPhoneアプリで撮りました。
2泊3日で、1泊目は3000円の宿(ここが食材を蒸して食べる設備があるところ)(湯治の宿 大黒屋 - 宿泊予約は[じゃらん.net])、2泊目が大部屋で雑魚寝で1500円の宿(別府温泉 駅前高等温泉 ・公式サイト・)でした。宿も安くてよかった。
温泉はいろいろ入ったけど竹瓦温泉の砂湯がとても気持ちよかった。周りが風俗街なので行く途中に声かけられるのがめんどかったけど……。次行ったら泥湯とかも挑戦してみたい。
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