phaの日記

パーティーは終わった

貧乏と恋愛



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こないだ2月10日にあった「ニート祭り」で、「お金がないと恋愛や結婚ができないことについてどう思うか」という話が出たのだけど、僕はそういう意見の意味がよく分からなかった。
別に恋愛とか結婚って、それ単体ではお金が必要なものじゃないし、むしろお金ない人同士で集まることでお互い助け合えるものだと思うからだ。

例えば年収50万円の男と年収50万円の女がいたとする。それぞれが別々に暮らすよりも、世帯年収100万円で二人暮らしをしたほうが、いろいろ費用は節約できて楽に暮らせる。だからむしろお金がない人ほどくっついたほうがいいだろう。

恋愛って、最もお金がかからない趣味だ。必要なのはお互いの心と体だけで、基本的に原価はタダみたいなものだ。

さらに恋愛では、お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや、みたいなのもしばしば生じるものだ。

なのに「お金がないと恋愛や結婚ができない」とか言う人がいるのは、「男が稼いで女にお金を出すもの」みたいな男女観に囚われてるだけじゃないだろうか。基本的にお金なんてあるほうが出せばいいと思うんですよね。それで二人ともないならそれはそれでしかたない。ひとりのときにお金ないのにそれがふたりになったらお金が湧いてくるなんてことのほうが不思議な話だ。
別に男が稼いでもいいけど、共に稼いでもいいし、女が稼いでもいい。それは自由。そんな感じになればみんな楽になるのに。
とりあえず、男も女もみんながある程度家事ができてある程度仕事もできるという状態になったら、本当に自由な恋愛ができるようになるんじゃないだろうか。

恋愛論 完全版 (文庫ぎんが堂)

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