phaの日記

パーティーは終わった

Uoo Moo『Pon Doo Buu』



 前にコイズミ楽器でライブをやってるのを見に行って気に入ったのでCDを買った。サイトはこちらこのページから試聴もできます。

 ライブを聴いて、こんなバンドをやりたい!と強く思った。音楽が自分の波長にすごく合ってると感じた。Uoo Mooよりも凄い音楽を作る人はいくらでもいるかもしれないけれど、ここまで自分にしっくりくるのはなかなかないだろう、という感じ。すごく自然に音楽がしみこんできて、聴いていて疲れない。僕の「こんな音楽が好き」というツボを的確に付いている気がした。
 どういうツボかというとそれは多分「民族楽器が好きだけど民族音楽はそこまで好きじゃない」というところだと思う。民族音楽も好きといえば好きだけど、伝統的なのを聴くともうちょっとするっと消化できる口当たりの良さがほしいな、と思うのです。 
 Uoo Mooの使っている楽器は鍵盤ハーモニカ、ジャンベディジュリドゥ口琴カリンバ喉歌、フレームドラム、ダラブッカ、カホン、スリットドラム、といったあたり。僕はこのへんの楽器が好きでよく弄って遊んでるのだけど、でもひとりで適当に弾いてるだけで、それを曲として組織することはあんまりやったことなくてうまくできない。Uoo Mooはそれをとても自然に使いこなして音楽を作り上げているので、聴くと「あーこの楽器はこんな風な役割で使えるんだな」という風に感心した。それで「こんなバンドやりたい!」と強く思ったのです。その気持ちが「がっきぶ」企画につながったりもしてるのですが。