昔から知ってる友達には「phaは季節モノだ」とか言われるくらいなのですが僕は昔から季節によってコンディションの変動がかなりある。調子がいいのは春と秋で、夏はぐだぐだしてて、冬はちょっと元気がなくなる。大体毎年冬は全ての活動レベルが低くなって、なんかどうも調子出ないなーとか思いながら、あまり外出せずに部屋でネットを見たり軽い小説を読んだりしながら、チョコレートやアイスクリームなどの甘物を食べたりしています。
最近ネット活動リアル活動ともに不活性なのはそういう理由なのですが、例年の例から言って3月後半くらいからまた元気になってくるのでよろしくです。僕が一番面白いのは1年の中で4月と5月、10月と11月だと思います。
そういう季節性の周期は以前から自覚していて、以前には
- 作者: ノーマン・E.ローゼンタール,Norman E. Rosenthal,太田龍朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/05
- メディア: 新書
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という本を読んで自分にあてはまる点を多数見つけて「なるほどー」などと思ったりもしていたのですが(2005年1月の日記)、最近読んだADHD関係の本
どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」
- 作者: 桜井公子
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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にも「ADHDタイプには冬に調子を崩す人も多い」という記述を見つけて変に線が繋がったというか納得したような気分になった。この本は他にも
ADHDタイプの頭には時計がない(時間の把握が苦手)
夜になると調子がでてくる 寝付きがわるい
ADHDは、身体がガッチガチに固まっている人も多い
自覚していない人も多く、整体に行って「硬い!」と驚かれたり、歯医者さんに「スポーツ選手並みに奥歯がボロボロ」と言われる人もいる。
ADHDタイプは自分の内部のことには敏感だけど、外部からの刺激には弱い
など、「あらこんなところに俺が」という、それまでADHD傾向とは結びつけて考えていなかった性質も実は根は同じで繋がっているかもしれないということに気づかせてくれるところがあって良い本でした。かわいいイラストつきでわかりやすいし。
冬に調子が悪くなることの対策としては「光療法」というものがあるらしくて、これは冬に調子が悪くなるのは日照時間が少なくて光が足りないためだから光を浴びれば良くなるという考え方のもので、一日に一定時間、強い光を発する機械の前に座って光を浴びるらしい。これは専用の発光器というものも売っていたりするけど(光療法の総合サイト)、僕の場合機器を買わなきゃどうにもならんほどでもないので、とりあえずハロゲンヒーターの前にねそべって本を読んだりしております。
個人的には自分の不調は光のせいじゃなく、「寒いことによる体のこわばり」(寒いのであんまり外を出歩かないことも含む)による点が大きい気がしている(だからヨガでもやればいいような気がするんだけど)(めんどくてやってない)。
ちなみに僕は去年の冬は熱帯であるタイにいたので、冬を体験するのは2年ぶりなんですが、タイにいた去年はそんなに調子を崩すことなかった。やっぱり温度と光の量の問題なんだと思う。かといって全く変化がなかったわけではなく、タイにいたときも冬(乾期・ちょっと暑さがマシ)の間は若干内向的に傾いている感じはあったけど、だるさやすっきりしなさはなくて、わりと快適に過ごせていた。僕は冬のない国に済むべきなのかなーとも思います。
しかし周りを見てみると結構多いみたいですね。冬に調子が悪くなる人。まあそんなときは冬眠しましょう。僕は春は異常に調子良くて元気になっていろんなことを思いついたり活動したりするんですが、それは冬の間に力を貯めていた反動なのではないかと思っています。内向的になってインプットを増やしたり、自分の活動を見直したりする時期があるからこそ、そのあとに良質なアウトプットを出せたりするんじゃないかと思う。そういう活動レベルの周期があるのはわりといいんじゃなかと思うし、昼と夜があるせいで何時に眠ればいいか迷わなくてもいいように、季節によって活動のレベルを変える示唆をされている、というくらいに最近は考えてます。最近は部屋でニコニコ動画ばっかり見てます。ネット見てるといくらでも暇を潰せるよなー。