phaの日記

パーティーは終わった

面白かった本2013



 

覚えてる分をざっと。読んだものはphaの本棚 (pha) - ブクログに登録したりしてます。

 

新装版 洗脳の楽園

新装版 洗脳の楽園

 

ヤマギシズムについての本。お金とか要らないみんなで協力しあう楽園、みたいなコミューンを一時的にも作り上げたのはすごいと思う。子どもへの強要とかでボロが出たわけだけど。

 

家族を容れるハコ 家族を超えるハコ

家族を容れるハコ 家族を超えるハコ

 

建築家との対談が半分くらい。家族構成と家の構造(2LDKとか)は相関するというような話。 家族なんていう実際問題いろんな家族によってそれぞれ違いすぎてよくわかんない概念が、家族という形でまとまっているように見えるのは入れ物として規格化されたハコがあるからかろうじてなんじゃないの、みたいな話が面白かった。

  

明治大正史 世相篇 新装版 (講談社学術文庫)

明治大正史 世相篇 新装版 (講談社学術文庫)

 

 明治大正前後の普通の人の暮らしの変化を詳細に書いた本。障子とかガラスができる前は光は外から入ってこなくて囲炉裏の火しか光源なかったとか、囲炉裏や竈の火しかないとみんな温かいものを食べられなかった、それが家の中での権力の一極集中と関連してて、でも障子とかガラスとかいろんな新しい技術で縁側で本が読めるようになって個人の自由が増えていった、みたいな話が面白かった。

  

たましいの場所 (ちくま文庫)

たましいの場所 (ちくま文庫)

 

感想は前に書いたのでリンクのみ。

http://pha.hateblo.jp/entry/20130123/1358930143

 

盤上の夜 (創元日本SF叢書)

盤上の夜 (創元日本SF叢書)

 

 囲碁や麻雀や将棋を題材にしたSF短篇集。サイバーパンクな感じとかよかった。

 

将棋の子 (講談社文庫)

将棋の子 (講談社文庫)

 

今年は将棋の本ばっかり読んでました。棋士を目指すもプロになれなかった人たちのその後を描いたノンフィクション。

 

聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)

 

難病のせいで若くして夭折した天才棋士・村山聖の話。3月のライオンの二海堂のモデルでもある人。 

 

フフフの歩 (講談社文庫)

フフフの歩 (講談社文庫)

 

 

棋士・先崎学の青春ギャンブル回想録

棋士・先崎学の青春ギャンブル回想録

 

 

 棋士のエッセイでは先崎学八段のが一番面白いと思う。大体図書館で借りて読んでしまった。 

マンガについては右のサイドバーをご参照ください。あんまり更新してないけど。