phaの日記

毎日寝て暮らしたい

 チリ海岸の謎の物体の正体判明

 科学者らによると、マッコウクジラが死ぬと、体が腐敗し、皮膚と脂肪層でできた半液体状の物体の中で骨格が浮遊した状態となる。  その後、皮膚が破れ、骨格が海中に沈む一方、皮膚と脂肪は浮上する。科学者によると、この時浮上した中身が、タコのような形をしたまま海岸に打ち上げられるという。(ロイター)[7月12日14時31分更新]

 面白いなあ。

 最近読んだ本の題名くらいは記しておこう。
【小説以外】

  1. 東浩紀動物化するポストモダン
  2. 東浩紀笠井潔動物化する世界の中で』
  3. 小杉礼子フリーターという生き方
  4. 斎藤環『社会的ひきこもり』
  5. 笠原嘉『軽症うつ病

【小説】

  1. 澁澤龍彦「護法」(『うつろ船』所収)
  2. フィリップ・K・ディック著 山形浩生訳『暗闇のスキャナー』
  3. 連城三紀彦『恋愛小説館』
  4. 松浦理恵子「葬儀の日」
  5. 永田紅『北部キャンパスの日々』

短歌日記

 短歌WAVEの第四号が出たらしいが、電脳日記・夢みる頃を過ぎても竹の子日記などに書いてあった感想を見ると非常に評判が悪い。買わなくていいかな。
 若者向けの短歌雑誌として最近創刊されたものに、短歌WAVEと短歌ヴァーサスという二つがあるのだけど、私が読んだ感じでは、どちらも最近の若い人の短歌を扱っているのだけど、短歌WAVE(第三号まで)のほうが従来の短歌雑誌に近い感じかな。短歌WAVEでは枡野浩一やネット短歌が取り上げられることはなかったでしょう。id:limboさんがそのへんのことを書かれていたので応答。

 七月になってあまり日記を書かなくなった。理由は調子が悪かったというのもあるが、ここ一週間くらいはわりと元気なのでそればかりが理由ではない。なんとなく日記を書かない毎日。なんで昔はあんなに以上に頻繁に更新してたんだろうとか不思議に思ったり。
 まあここんとこは、本家のサイトをちょこちょこいじってたというのもあるのだが。
 自分ではてなダイアリーを書かないとネットの楽しみが半分くらいになるなあ。費やす時間も半分くらいになって、ネット中毒気味の自分としてはちょうどいいくらいかもしれない。

夏目漱石

 かなり昔の記事についての応答。
 奥泉光『「吾輩は猫である」殺人事件』の一番の見所は、偏執狂的に完璧な漱石の「猫」の文体模写であるので、本家を読んでいないと(あと本家を好きな人でないと)あんまり楽しくないと思う。>id:smoking186
 夏目漱石は作品ごとに結構文体が違うのでいろいろ試してみて読みやすいのから入っていくのはどうでしょうか>id:yoru_hikaru 「夢十夜」「門」「道草」あたり、どうだろう。
 あと、江藤淳の評論『夏目漱石』はとても面白いので漱石を一通り読んで気に入った人は読むといいです。

電気口琴

 口琴の速弾きをしていると、右手にモーターが組み込まれていて一定のリズムで高速振動してくれたらいいのに、とか思う。筋肉は疲労するから。指で弾かなくてもモーターで自動的に振動する電気口琴を作ったアントン・ブリューヒンさんの気持ちはよくわかる。電気ドリルを持っていたら先っぽにピックを付けて口琴を弾いてみたりするんだけどな。