インターネットがキーワードとして四つも登録されているな。
キーワードのツリー表示はあくまで補助的な機能であり、キーワードの初期状態としては全てのキーワードが並列に並べられている状態をイメージして頂き、その中から特別なキーワード同士がまれに親子関係を形成できると考えてください。
強調は私。「まれに」が重要。そもそも無理に分類する必要はないのだ。分類に迷ったらはてなダイアリーキーワードの直下に置いておけばいい。というか、自覚的にツリー化の欲望を抑えるべし。
はてなのキーワードシステムはツリー状に構成することができるが、ツリー状を志向しているわけではないのだ。むしろ、キーワードの説明文中に出てくるキーワードへの自動リンクによって、リゾームを簡単に実現できるシステムだ。インターネットがそもそもそうであるように。
カテゴライズは人類最大の愚行ですよ。インターネットが規格なのか概念なのか言葉なのか方式なのかなんて、世界で一番どうでもいいことです。
問題は、こういったキーワード理念を、どういう風にユーザーに共有化するかということだろう。
妖精さんがコツコツ頑張っても、それと同じだけ不思議カテゴライズをする人がいたら意味がない。かといっておかしなカテゴライズをした人の日記に行ってコメント欄で注意する、なんてことまではしたくない人が大半だろうし。
それはそれとして、id:yms-zun:20030603#1054581128やid:maspro:20030603#1054591250やid:glasses:20030512#p3で述べられているような、分類のためだけに存在するキーワードがうっとうしいという問題は、ツリー状を志したままでも、自動リンクが生成されないような分類のためだけにあるフォルダ的なキーワードを作れば解決できると思う。
「はてな」の見解を貼るのを忘れていた。
- キーワードのツリーについて
- id:hatenadiary:20030602#1054523625