一週間くらい前から東京を離れて熱海に滞在しています。
熱海に来る前は「静かな環境で本を読んだり勉強とかしよう」とか思っていろいろ本を持ってきたりしたんだけど、実際来てみるとあんまりそういうことをする気が起きず、特に何をするでもなく、無為に日々を過ごしています。
昼頃に起きて、軽くスープなんか飲んでのんびりして、歩いて30分くらいかけて海岸まで行って、1時間くらい海を眺めてぼーっとして、町で食料を買って、家に帰ってゆっくりと料理とかして、食べて、日が沈んだらネットで遊んだり風呂に入ったりしてると寝る時間になっている。
毎日とにかく海を眺めている。僕は結構気がせかせかしているので何もしないでいるのは苦手なんだけど、海を見てると飽きずに何もしない状態でリラックスしていることができる。
熱海の町を歩いてて好きなのは、温泉の町なのであちこちに温泉を汲み上げたり流したりするための機械が設置されていることだ。町中で湯を流すための武骨な機械がウィンウィン動いてるのを見るのは楽しい。
先週は大学時代の寮の先輩のid:kimzoが遊びにきていた。「開発合宿やりましょうよ」とか言って誘ったのだけど、実際来てからはあんまり開発とかはせず、干物を焼きながらビールを飲んだり、近所のひなびた銭湯に行ったりとかしてた。
暇だったので20分くらい電車に乗ってぶらっと伊東まで行ってみたりした。伊東は、熱海のような猥雑さがなくてすっきりした温泉地で、坂だらけの熱海と違って平地にあるので町の見通しがよく、なかなか良い雰囲気の町でした。
伊東でもぼーっと海を眺めてたりした。
伊東には妙にカッコいいウィリアム・アダムスの像があった。
この伊東で徳川家康がウィリアム・アダムスに日本で最初の洋式帆船を作らせたらしい。
そんな感じの毎日です。こっちにいるとちょっと寂しいけど静かで心が落ち着く。東京はうるさくて疲れるなーと思う。まあぼんやりしてるのに飽きたらまた東京に戻るけど。