phaの日記

パーティーは終わった

つかれた



ずっと書いてた本をやっと書き終わってあとは出版されるのを待つだけなんだけど、書き終わってから何もやる気がしない。はあ。燃え尽きというやつなんだろうか。だるい。

本が出ることに達成感とか誇らしげな気持ちとかあんまりなくて、正直な実感としてはずっと課せられていたタスクがやっと終わった、という感じだ。別に誰かに強制されたものではなく自分が好きでやっていたものなんだけど。自分で自分を縛ってるだけか。

やっと終わったけど、あそこをああしとけばよかったとかあれをこうしなかったのは失敗だったとかそういう後悔ばかりが気になる。完璧主義なのか優柔不断なのか、何かを決定するのがいつも苦手だ。紙はウェブと違って後から更新できないので嫌だ。

ともあれ、自分の中にあったものをほとんど吐き出してしまったような気がする。9割くらい。もう何もない。空っぽだ。僕のブログが面白いと思う人がいたとしたら、その要素は本にも十分に詰まっていると思う。出し尽くした。

いい加減、ニートについて語るのは飽きた。別に心を入れ替えて勤勉に働くわけじゃないけれど、わざわざニートについて語るようなことは全て言ってしまった気がする。5年くらいそういうのやってたので、もういいだろう。5年……。長い……。本はこの5年のまとめとか棚卸みたいな感じだ。

はあ。これから何やって生きていこう。本を書く前にどうやって暮らしていたのかうまく思い出せない。何が楽しくて何が面白いんだっけ。24時間ってどうやって使えばいいんだっけ。