phaの日記

パーティーは終わった



 自分の会話を録音して活字に起こしたものを読んだのだが、ひどかった。俺、話が下手だ。何を言っているか判らない。説明能力なさすぎ。
 他にもレポートを書いたり面接の練習をしたりするたびにそのことを痛感し、これじゃやばいと思い、id:shimに本を借りに行った。

  • 木幡健一『「プレゼンテーション」に強くなる本』(PHP文庫)
  • 高嶌幸広『説明上手になる本』(PHP文庫)
  • 中島孝志『巧みな質問ができる人 できない人』(知的生き方文庫)
  • 安本美典『説得の文章術』(宝島社新書)

 昔から説明が下手だった。他人に全く説明などを要求しない環境で育ったのが原因だろう。しかしいい加減に説明能力を身につけないと生きていけない、と読みはじめたのだが、面倒くさい。
 結局欧米文化が世界を席捲したから俺たちはこんな風に欧米流の交渉術を身につけざるを得なくなってるのだよなあ。日本文化が世界の中心になっていたなら、今ごろアメリカ人が『最強の以心伝心ビジネス』とか『雰囲気を読めないアメリカ人』とか『ツーカーで人間関係が変わる』などといった本を必死こいて読んでいたんだろうなあ、と無駄なことを考える。