2019年はいろいろありましたね。みなさんはどうでしたか。
年末だしせっかくなので一年を振り返ってみたいと思います。
僕の今年の一年を簡単にまとめると、シェアハウスをやめて一人暮らしを始めて、一人暮らしは快適だけど時間が余る感じになって、もくもくと文章を書きつつ、新しい活動としてはバンドを始めた、という感じですね。
充実した一年だと思うし、大体のことはうまく行っている気がするのだけど、それでもなぜか虚しさがあるような気もする。なんなんだろう。
別にがんばってるわけじゃないんだけど、なぜかいろいろうまくいっている。だけどそのことに落ち着かなさがある。「なんか全部だめになってしまったな」と衰退しているほうが落ち着く。成長なんてそのうち絶対終わるものだから。
シェアハウスをやめた
僕といえばシェアハウス、という感じでやってたところもあるので、やめても大丈夫だろうか、という不安もあったけど、なんとなく惰性でやってたところもあったし、実際やめてみるともっと早くやめてもよかったなと思った。
一人暮らしになって、日常で人と話す機会は減ったけど、会いたくなったら友達に声をかけて会えばいいし、そんなに生活は変わっていない感じがある。自分は一人が向いているのかもしれない。
変わったところといえば、猫をやたらとかわいがるようになった。「おはよう」とか「ただいま」とか「スンちゃんタマちゃん今日もかわいいね〜」とか毎日話しかけて顔をうずめている。猫がいなくなったらどうやって生きていこうと思うくらいだ。
左がタマ(♂)、右がスンスン(♀)。二匹とももう13歳です。
バンドを始めた
エリーツというバンドに入りました。メンバーは滝本竜彦、佐藤友哉、海猫沢めろん、ロベス、phaの5人です。好きな作家の人たちとバンドができて楽しい。シェアハウスは年下ばかりだったのだけど、同年代で生活スタイルが近い仲間ができてうれしいというのもある。
ドラムは最近始めたばかりなのだけど、始めたばかりだから伸びしろが多くて練習が楽しい。来年はライブをやりたい、と話しています。よかったらYouTubeとTwitterの登録をお願いします。
文学フリマに出た
今年一番楽しかったことかも。5月と11月の二回出ました。次の2020年5月の文学フリマ東京も出る予定です。次はバンドメンバーみんなで出ようという話をしています。
ウェブに書いた記事
今年は旅行記みたいな仕事が多かった。
タダで旅行できてお金までもらえてラッキー、と思って頼まれるままに引き受けてたんだけど、引き受けすぎてちょっと疲れていたかもしれない。
card-media.money.rakuten.co.jp
書籍
単行本を1冊、文庫本を1冊出しました。よかったですね。
- 作者:pha
- 発売日: 2019/11/09
- メディア: 文庫
あと、書籍に寄稿した文章としては、
今までSUUMOタウンで書いていた記事が好評だったので、SUUMOタウンの記事をまとめた『わたしの好きな街 独断と偏愛の東京』という書籍にも書き下ろしでなにか書いてほしいという話があって、「東京に住んでいるのは嘘なんじゃないかって今でもときどき思ってしまう」という文章を寄稿しました。
東京、ずっと住んでるけど、今でも夢のような嘘のような感じがしてしまう。
雑草で酔う~人よりストレスたまりがちな僕が研究した究極のストレス解消法~
- 作者:青井硝子
- 発売日: 2019/10/29
- メディア: 単行本
青井硝子さんの『雑草で酔う』にも短い文章を寄稿しました。
大体こんなところでしょうか。
一人暮らしをすると時間が余る感じがあって、結局文章書いてるかSteamでゲームやってるかになってる気がする。
今年やったゲームでおもしろかったのは「Slay the Spire」「Oxygen Not Included」「Overdungeon」「Papers, please」「Baba is you」かな。「Oxygen Not Included」は現在進行形でハマってて、時間が無限に吸われていく。
来年は何をやって生きていこう。とりあえずバンドをがんばるか……。