タイのバンコクはかなりの大都会である上に日本食の人気も高いので、日本食レストランはたくさんあって、日本でお馴染みの飲食チェーンもいろいろと進出していたりします。大きなショッピングモールに行くと必ずいくつかは日本食の店が入っている。バンコクに住んでると日本食が食べたくなってもそんなに不自由しません。まあタイの地元の料理を食べるのに比べると高いんだけど、それでも日本で食べるよりは少し安かったりします。
例えば、
大戸屋。定食が240バーツなので約620円。日本で食べるよりわずかに安いぐらいか。タイの物価としては結構高いんだけど、お店はタイ人でいっぱいです。日本で日本人がときどき二千円くらい出してイタリアンのランチとか食べに行くような感覚なんだろうか。
8番らーめん。タイにはわりと前から進出していて店舗も多くて(タイだけで99店舗もあるらしい)こちらでは有名です。僕はタイでしか店舗を見たことないんですが、日本だと金沢を中心にしたチェーンだそうです。
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ココ壱番屋。去年くらいにオープンしたらしく、それ以来タイ人の間でも日本式の「カレー」(インド式の"カリー"ではなく)が大人気だとか。
吉野家。吉野家にそっくりな牛野家という店もあったりします。
モスバーガー。チキン南蛮バーガーセットが169バーツ(約440円)。
幸楽苑。
ちゃぶ屋というTVチャンピオンに出たラーメン屋さん。
こうしたチェーン店以外にも普通の日本料理レストランもたくさんあります。
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そして今回行ってきたのはすき家です。タイのすき家にはタイの名物料理、「プーパッポンカリー(蟹と卵のカレー炒め)」を牛丼にかけた「プーパッポン牛丼」というのタイ限定メニューあるらしくて、日常的に牛丼を食べている牛丼好きとしては見逃せないと思って前々から気になっていました。
すき家はタイに既に数店舗ありますが、僕が行ったのはBTS(高架鉄道)のエカマイ駅そばにあるゲートウェイエカマイというショッピングモールの中にある店舗です。旅行者ですき家に行きたい人はこの店が一番アクセスしやすいと思います。ゲートウェイエカマイは日系の店がたくさん入っていて、フロア全体に妙な日本的モチーフが溢れていてすごく面白かったんですが、それはまた別のエントリで。
目指すすき家は入ったフロアにすぐありました。堂々とした店構え。
大体日本と同じメニューの中に……
プーパッポン牛丼がありました。並で120バーツ(約320円)。唐揚げと緑茶のセットが45バーツ(約120円)だったので一緒に頼みました。ちなみに普通の牛丼の並は85バーツ(約220円)。日本だと並が280円なのでこちらのほうが少し安いですね。
来た。唐揚げにスイートチリソースが付いてるのはうれしい。
牛丼の上に蟹の黄色い卵とじがかかっています。
味は……。いかにもすき家的な味でした。本物のタイ料理屋で食べる美味しいプーパッポンカリーにはやはり及ばないけれど、なんかすき家的な甘くて安っぽい感じだけどそれなりに美味しい黄色いプーパッポンカリーが牛丼の上にかかっていました。牛丼は日本のと同じ味です(多分)。
まあまあ美味しかったんだけど、食べた後に「俺はタイまで来てなんですき家みたいな日本でいつでも食えるジャンクフードを食べてるんだろう」という感に襲われましたが、前々から気になってたプーパッポン牛丼を実績解除できたから良しとしよう。旅というのはそんなものだろう。
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あとおまけとして、別の日にちょっと気分転換に入った日本人街の日本料理屋さんのメニュー。
トンカツラーメンとか天ぷらラーメンというのは、カツカレーや天ぷらうどんがあるのだから組み合わせとしてあってもおかしくない気がしますが、あまり日本人は発想しないですね。多分食べたらそれなりに美味しいんだろうけど。
唐揚げ定食を頼みましたが普通に美味しかったです。200バーツ(約520円)くらい。
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