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phaの日記

毎日寝て暮らしたい

シェアハウスの限界



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シェアハウスに住んでる人がよく言うのが「シェアハウスの近くで一人暮らしして、シェアハウスに遊びに来るのが一番いいんじゃないか」という話だ。
シェアハウスは住民非住民どちらも含めて、リビングにいつもいろんな人が集まっているので楽しい。でも生活の場所としては普通の個室があったほうが快適でもある。それならシェアハウスの近くに住んで、ときどきシェアハウスのリビングに遊びに来ればいいのではないかという寸法だ。

実際、シェアハウスというのは人によって向き不向きがあって、僕みたいに何年もプライバシーがあんまりない状態で暮らしてて平気な人もいるけど少数派で、他人と物や空間をシェアするのに向いてない人のほうが世の中には多い。シェアに向いてない人がうっかりシェアハウスに入ってくるといろいろと面倒臭いトラブルを起こすことになり、あまりよくない(いい加減そういうのにうんざりしてきた)。

シェアハウスの近くに部屋を借りて普通に住む、というやり方だと、シェアハウスを中心とするコミュニティに属し続けたまま、普通の住居暮らしの利点もある。これはシェアハウスと普通の暮らしのいいとこ取りで、普通によいと思う。
僕も昔に学生寮に住んでたとき、一人暮らししたくなったけど寮から離れるのは寂しいというので、寮の3軒隣のワンルームマンションに引っ越したことがある。そうして、夜寝るときはワンルームに帰るけど昼間は寮の共有ルームに入り浸り、みたいな生活をしばらく楽しんでいた。


ここでもう一歩考えを進めてみると、「そもそもシェアハウスという形態を取る必要はないかもしれない」ということになる。
シェアハウスというのは、「各人の居室」と「みんなが集まるリビング」で構成されている。
この2つは、同じ建物にある必要はないのではないか。
つまり、各人が街のあちこちにそれぞれの居室を持っていて、それと他に「みんなが集まるリビング」的な空間(シェアハウスでも店でも誰かの家でもなんでもよい)を用意しておけばいい。
要は、シェアハウスの街への拡張だ。


長々と書いたけれど、ここでniryuu氏が書いている「ニアハウス」という構想の繰り返しです。
niryuu.hatenablog.com


で、これからはシェアハウスを拡張して一つの街を作る、ということを今住んでる台東区でやっていけたらいいなと思って物件情報をいろいろ見たりしている。
理想像は、近所にいくつも自分たちの仲間の家や建物があって、そこを人が行き来し、街の中に見えないもう一つの街があるというイメージだ。
台東区のよいところは、ファミリー向け感が強い住宅地やベッドタウンに比べて、商人や職人が多い下町のほうが、僕らみたいないい年して家族にも会社にも適応できない人間にとっては居心地がいい。渋谷とか六本木とかよりも上野や浅草くらいの古い繁華街のほうが落ち着く。といった感じだ。

ということでいろいろやっていきたい。


追記:
ちょっと説明不足なところがあったのだけど、それぞれのプライバシーの希望と金銭状況に応じて、シェアハウスの相部屋、シェアハウスの個室、ワンルーム、家族で暮らせる部屋など、さまざまな住居を用意して、それを全部近所に集めて街っぽくしたいという感じです。そして自分と気の合う人を集めていくという。
要はシェアハウスに住める人以外もコミュニティに取り込みたいということです。シェアハウスを卒業した人も引き続きコミュニテイに関わり続けられるような広がりを作っておきたいというか。

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