phaの日記

パーティーは終わった

断食に興味がある理由



 それは一言で言えば、食べることが自分にどういう効果を与えていて、食べないことは自分をどういう状態にするのかを、もっとよく知りたいからです。
 俺、毎日毎日間食ばっかりしている人間なのです。朝にパンとヨーグルトを食べて出勤して、職場でお茶を飲みながらクッキーを食べて、昼ごはんを食べて食後にお茶を飲みながらウエハースとか食べて、3時のおやつも食べて、というか午後はずっと何かお菓子をつまみながら仕事をして、仕事が終わって晩御飯を食べたあとにも寝るまでの間に泡盛を薄く割ってチーズをかじったりしてます。で、食べ過ぎて気持ち悪くなることもしょっちゅうだったりして、そんな自分がちょっと嫌になってる。
 なんでそんなに食べるかというと、多分それはおなかが減ってるからではなくて、「だるい」とか「つまらない」とか「しんどい」とかいうときに、それを解消したくて食べているのだと思う。食べることで元気を出そう、とか、元気が出ないのはおなかが空いているせいだ、とか考えたりして。でも最近それは間違っているような気がしてきた。
 ヨガをやったのがひとつのきっかけだったと思う。ヨガでやるいろんなポーズをとるやつをアーサナというんだけど*1アーサナをやるときというのは空腹にしないといけないのです。そうしないとあまり効かない。それで、終わったあとも、しばらく何も食べないほうがよい。物を食べることによってアーサナで整えられた状態が崩れてしまうからです。だから、ヨガ教室に行く日は昼の3時くらいから何も食べないようにしています。教室が夜の7時から9時までで、晩御飯を食べていないので終わった頃には結構おなかが空いてしまっている。その空腹に耐えかねてアーサナが終わったあとにごはんを食べたりしたことは何度かあったのだけど、結果としてはやっぱりよくなかった。胃に何かが入っていて胃腸が活動していることが、重くて不快だった。アーサナでバランスがとれてすっきりとした体の状態が、濁って重くなってしまうような感じがした。ここで、何かを食べることや消化器が活動しているということが自分に与えている影響と、食べないということがもたらす効果があるということにはじめて気づいた。それで、そのへんをもっと知りたいと思った。
 今やっている間食だらけの生活はちょっと違う気がする。多分何かに対してすごく鈍感で、食べることでさらにそれを鈍らせているような気がする。そういうに体に一時的な刺激を与えて何とかごまかそうとするよりも、もっと内々から充実させていってバランスを取るような道があるんじゃないかという気がして、断食をやってみようと思った。


(しかしその鈍らせてる部分を鈍らせたままにしとかないと仕事とかやってらんないような気もするのだが。)

*1:アーサナはヨガの一部分に過ぎなくて、ヨガという体系はもっと広くいろいろなものを含んでいる