家に帰ってきました。テレビは復活してますね。普通に娯楽番組とかやってる。
外はあんまり普段と変わりませんでした。確かにデカイ銃を持った軍人がそこかしこにいるのですが、それだけですね。地下鉄でホアランポーン駅まで行ったのですが、特に大して何もなく通常通りだったので、ルンピニ公園を散歩したりスタバのソファで昼寝したりしてました。
クーデターなんてまったくもって民主主義ではないのですが、特に混乱もないし、落ち着いた状況です。
という支持率の高さがあるからでしょうけれど。
まるで、政治が民主主義的なシステムではどうにもならなくなると、民意と国王の承認を受けて軍が政府を転覆し、その後は軍はすぐに退いてまた文民の政府が作られる、というようなシステムが定められているかのようです。「内閣総辞職+国会解散のちょっとキツい版」みたいな。
>126 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2006/09/20(水) 02:54:01 ID:???
>タイ式クーデター式次第
>1)開会
>2)決起部隊による首都制圧
>3)国王陛下に対する忠誠の誓い ←今ここ
>4)決起部隊指揮権の奉還
>5)国王陛下のお言葉
>6)総選挙の布告
>7)閉会
DQN日記(++)(2006-09-21)
なんてコピペを発見して苦笑。
欧米から見ると全く許しがたい民主主義の侵犯だろうけれど、タイではこういう政権交代の手段を許容する雰囲気があり、そしてこういうことまでしないと動いていかない状況があるようだ。「independentな個人」「選挙による政権の決定」という欧米的な習慣を習慣だけ取り出してアジアの国に適用しても、そのままではうまくいかないということなんだろう(本質的には日本も?)。例えばミャンマーなんかは今も軍政らしいし、政治形態って民主主義だけじゃないんだなあということを思いました(理想的には民主主義が一番良いと思うけれど)。
タクシンはロンドンに行ったようですね。