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音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと



音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング

音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング

 前に声とか歌の話を書いたときにHebiさんがこの本の姉妹編にあたる『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと―美しく豊かな歌声のために』を紹介してくれてて、そっからたどっていってこの本を見つけた。まずからだについて知りたかったのでこちらを買ってみました。音楽家なら楽器の一部である自分の身体の構造について、もっとしっかり把握しよう!というコンセプトの本です。
 この本はアレクサンダー・テクニークというのとボディ・マッピングという二つのメソッドを基にしているようなんだけど、アレクサンダー・テクニークについてはそれがどういうものなのかこの本を読むだけではよくわかんなかった。ボディ・マッピングについては面白かった。
 ボディ・マッピング、ボディをマッピングするというのは「自分の頭はどんなに体に乗っかってて、腕はどんなに胴体からぶらさがってるか」というような、自分が自分の身体をどういうに捉えるか、ということなんだけど、この自分自身の身体把握というのは結構実際の構造とは違ってるものだそうです。そして、人の動きというのは、その人のボディ・マッピングと相関するらしい。
 どういうことかというと、例えば腕を使って何かをするときに、腕を動かすのに使う関節は肩・肘・手首の三つだと思っている人と、もう一つ関節があることを意識している人では、おのずから動きが違ってくるらしいです(もう一つは鎖骨が胸に繋がっているところです)。
 この本はそういった身体の正確な把握について、リアルな図解(解剖図)とともに教えてくれる本です。アマゾンのレビューに書いてあるように翻訳は直訳でぎこちないし、何か胡散臭いノリもあるけど(「○×筋はリラックスさせなければいけません。そこに力が入っているくらいなら、家に税務署がやってきたほうがマシです!」とかそんなノリ)、僕には結構効果があった本でした。「呼吸」の本も読もうかな。
 これを読んだら「人体の不思議展」に行きたくなったのだけど、もうやってないなー。読むのが2週間ほど遅かった。