最近本当に全てにやる気がしなくてウアーッって感じで、体調もあんまり良くなくてウヒーって具合で、ひたすら引き籠もって無為に毎日を過ごしている。だるい。
そうした不調の原因の一つとしては、ちょっと前に出した『持たない幸福論』で「自分はこういうことを考えてこういう風に生きている」ということを書き切ってしまったせいかもしれないと思っている。
Tumblrで流れてきたこのTweetを見て、こういうせいもあるんじゃないかと思った。
昔、プロゴルファーの誰だったかが「これまでの人生で得た自分のゴルフ理論を一冊の本にまとめたら大スランプに陥って、まったくスコアが出なくなった」という話を見た事があるんだけど、それも言語化しちゃいけない領域を言語化しすぎたが故に、抜け落ちた部分を埋めきれなくなったんじゃないかと思う
— Nao_u (@Nao_u_) 2013年12月28日
思うに、文章を書くというのは、自分の中である程度終わっているもの、ある程度一段落しているものについてしか書けない。本当に何かの真っ最中にいるときは何がなんだか分からなくてそれどころじゃないからだ。
そして、書く、つまり客観的な視点から言語化しようとする行為は、終わりかけてるものをはっきりと終わらせる効果があると思う。何かを書くときは大体自分の中の何かを終わらせるために書いている気がする。
まあそうだとすれば、「不調である」ということをここに書けるようになってきたのは不調が若干終わりかけてるということかもしれないけれど。でもまだよくわからん。まだもうしばらくは蟄居してると思う。
この素晴らしき人生が全て夢だとか
無限だとか言う理論は役に立たない
オレもオマエも誰も死ぬために生きる
もうずっとオレは終わらせるためにここにいる
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